1.事象の評価(INES) (1)レベル:1(1993年03月31日の評価) (2)暫定又は最終評価:最終評価 2.件 名:蒸気発生器伝熱管の破損 3.国 名:アメリカ 4.ユニット名:PALO VERDE-2 5.炉 型:PWR 6.発生年月日:1993年03月14日 7.本事象の公衆への重要度 事故 ○異常な事象 尺度以下 評価対象外 (1) 放射性物質の所外への放出 : なし (2) 放射性物質の所内への放出 : なし (3) 従事者の放射線被ばく : なし (4) 従事者への負傷 : なし (5) 施設の安全性の確保 : あり (6) 試験・点検による不具合の発見 : なし (7) 報道機関への通知 : あり 8.事象の概要 PALO VERDE 2号機は98%の出力で運転中であった。4時35分、運転員は加圧器 の圧力と水位の低下に気付いた。充填ポンプを追加起動して充填流量を増加させ たが、加圧器の水位と圧力は低下し続けた。運手員は4時47分に原子炉を手動で スクラムさせた。安全注入と格納容器の隔離信号が自動的に発生した。蒸気発生 器伝熱管の破損が発生したと判断された後、運転員は原子炉冷却系の冷却と減圧 を開始した。漏洩率は約15リットル/秒(240ガロン/分)と推定された。空気抽出 器の放出経路にフィルターを設置し、監視を行った。7時28分、破損側の蒸気発 生器は隔離された。8時過ぎ頃には一次系の圧力は二次系に見合う圧力まで下げ られ漏洩は最小限に抑えられた。プラント外部のサーベイにより線量率はバック グランドより高くないことが判明した。 |