1.事象の評価(INES) (1)レベル:0(1993年12月07日の評価) (2)暫定又は最終評価:最終評価 2.件 名:一次冷却材ポンプ冷却系の不具合によるユニットのスクラム 3.国 名:ロシア 4.ユニット名:KALININ-1 5.炉 型:VVER 6.発生年月日:1993年11月23日 7.本事象の公衆への重要度 事故 異常な事象 ○尺度以下 評価対象外 (1) 放射性物質の所外への放出 : なし (2) 放射性物質の所内への放出 : なし (3) 従事者の放射線被ばく : なし (4) 従事者への負傷 : なし (5) 施設の安全性の確保 : あり (6) 試験・点検による不具合の発見 : なし (7) 報道機関への通知 : あり 8.事象の概要 定格出力で運転中、原子炉冷却材ポンプ RCPが2,1,3,4の順で順次トリップしたた め、AZ-1緊急保護によりスクラムした。一次系の冷却は自然循環により行われた。 安全運転制限条件からの逸脱は認められなかった。このRCPのトリップの原因は、 RCP冷却系の熱交換器に冷却水を供給するためのサービス水供給系で制御弁遮断装置 が不具合により外れたため、RCP冷却系の温度がRCPトリップ設定温度(45℃)まで上昇 したことによる。RCP冷却系の温度増加は適切な警報がなかったので気付かずに18分 間続いた。 この事象の根本原因はサービス水制御弁の保守作業が十分でなかったことによる。 |