1.事象の評価(INES) (1)レベル:1(1993年05月10日の評価) (2)暫定又は最終評価:− 2.件 名:誤信号による自動出力制御(APC)のトラブル 3.国 名:スロバキア 4.施 設 名:BOHUNICE-2 5.炉 型:VVER 6.発生年月日:1993年04月22日 7.本事象の公衆への重要度 事故 ○異常な事象 尺度以下 評価対象外 (1) 放射性物質の所外への放出 : なし (2) 放射性物質の所内への放出 : なし (3) 従事者の放射線被ばく : なし (4) 従事者への負傷 : なし (5) 施設の安全性の確保 : あり (6) 試験・点検による不具合の発見 : なし (7) 報道機関への通知 : なし 8.事象の概要 2号機は定格出力で運転中であった。制御棒挿入の信号が発生し、原子炉の出力 が低下したがその原因を示す信号は不明であった。APC盤にはW主冷却ポンプ(MCP) トリップWの信号が出た。APCが正常に作動していないと考え運転員はその信号を 消した。その後、原子炉保護の作動信号がWMCPトリップWにより出たが、制御棒 は炉心に挿入されなかった。二次系の自動制御装置は正常に機能した。 調査の結果、この事象の最も可能性の高い原因は原子炉保護系のリレーの故障に 起因して短時間WMCPトリップWの誤信号が発生したものと結論づけた。 |