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非常用原子炉冷却系のタンク水位低下
による原子炉スクラム




1.事象の評価(INES)                          

                                       

  (1)レベル:1                    

  (2)暫定又は最終評価:最終評価                     

                                       

2.件   名:非常用原子炉冷却系のタンク水位低下による原子炉スクラム   

                                       

3.国   名:ウクライナ                          

                                       

4.ユニット名:CHERNOBYL-3                    

                                       

5.炉   型:LWGR                           

                                       

6.発生年月日:1994年04月18日                    

                                       

7.本事象の公衆への重要度                          

                                       

      事故  ○異常な事象   尺度以下    評価対象外       

                                       

  (1) 放射性物質の所外への放出          : なし

  (2) 放射性物質の所内への放出          : なし

  (3) 従事者の放射線被ばく            : なし

  (4) 従事者への負傷               : なし

  (5) 施設の安全性の確保             : あり

  (6) 試験・点検による不具合の発見        : あり

  (7) 報道機関への通知              : あり


                                       

8.事象の概要                                

                                       

   3号機は22%の出力で運転中であった。本プラントは1994年4月2日から4月18日の
  間保修のため隔離されていた。
   ユニットは1994年4月18日、保修が終了した後、午前11時25分に非常用原子炉冷却
  系のタンクの水位の低下により緊急保護系が作動し、原子炉がスクラムした。
   調査により制御ケーブルの短絡により高速作動弁2個が開き、それに引き続いてタ
  ンク用の水が1次系に流れ込んだことが判明した。プラントは調査の目的で停止され
  た。安全運転の条件やレベルに関連する違反は認められなかった。放射線量の異常
  はなかった。
   この事象は安全系の要素の故障と多重防護の劣化によりレベル1に評価された。