1.事象の評価(INES) (1)レベル:1(1994年08月31日の評価) (2)暫定又は最終評価:最終評価 2.件 名:出力運転中の燃料交換時における燃料の誤装荷 3.国 名:インド 4.施 設 名:NAPS-1 5.炉 型:PHWR 6.発生年月日:1994年08月12日 7.本事象の公衆への重要度 事故 ○異常な事象 尺度以下 評価対象外 (1) 放射性物質の所外への放出 : なし (2) 放射性物質の所内への放出 : なし (3) 従事者の放射線被ばく : なし (4) 従事者への負傷 : なし (5) 施設の安全性の確保 : あり (6) 試験・点検による不具合の発見 : なし (7) 報道機関への通知 : なし 8.事象の概要 出力運転中に冷却材チャンネルB-15での燃料交換を実施中、自動モードで運転さ れていた燃料交換機の下流に3組の使用済燃料集合体が挿入された。その後の自動 プログラムで予定されていた第二のラム・イクステンションを使用する代りに手動 モードにより、燃料交換機上流側のラム・Bとラム・Cを使用して第4組の燃料集合 体の受け入れを実施していた。これは原子炉の出力の変動を低減させるために行わ れた。これ等の作業が完了した後、第4組の中の1体の燃料集合体が燃料交換機の下 流側に入っており、1体の燃料集合体がチャンネル内に残っていることがわかった。 しかし、作業員は2体の集合体が下流側に入っていると思っていた。 そのため燃料交換機の上流側で操作中、作業員は技術仕様書で決められた545 kg の安全限界値よりも大きい13体の集合体からなる燃料が下流の遮蔽プラグの中に装 荷されたのではないかと考えた。しかしながら、その後の解析により、いずれの燃 料集合体も損傷がないことが確認された。念のため、このチャンネル内の全ての燃 料集合体が新しい集合体と交換された。 |