戻る
2台の高圧ECCSポンプの同時運転不能




1.事象の評価(INES)                          

                                       

  (1)レベル:1(1994年07月14日の評価)             

  (2)暫定又は最終評価:暫定評価                     

                                       

2.件   名:2台の高圧ECCSポンプの同時運転不能

                                       

3.国   名:ハンガリー                          

                                       

4.施 設 名:PAKS-4                         

                                       

5.炉   型:VVER                            

                                       

6.発生年月日:1994年07月14日                    

                                       

7.本事象の公衆への重要度

     事故   ○異常な事象   尺度以下   評価対象外



  (1) 放射性物質の所外への放出          : なし

  (2) 放射性物質の所内への放出          : なし

  (3) 従事者の放射線被ばく            : なし

  (4) 従事者への負傷               : なし

  (5) 施設の安全性の確保             : あり

  (6) 試験・点検による不具合の発見        : なし

  (7) 報道機関への通知              : あり
                                       

8.事象の概要                                

   4号機は定格出力で運転中であり、安全系3系統の中の1系統が計画出力保守作業の
  ため作動不能の状態であった。この状態は運転技術仕様書の手順書に従ったもので
  あった。
   1994年7月14日、11時5分、運転員が別の安全系統の1台の高圧ポンプの吸い込み側
  に、高濃度ほう酸タンクの代わりに低濃度ほう酸タンクが接続されていることに気付
  いた。この状態ではポンプは全ての計画された機能を満たすことが出来ないのでこれ
  は異常であり運転不能と判断せざるを得なかった。これまでの調査によると、1994年
  7月14日1時19分からこの状態は続いていた。
   こうして、約10時間、2台の高圧ECCSポンプは運転不能であり、運転技術仕様書に
  違反していた。
   この異常は検出された直後に改善された。