1.事象の評価(INES) (1)レベル:1(1994年05月17日の評価) (2)暫定又は最終評価:最終評価 2.件 名:照射済み燃料集合体を溶解液に装荷中の運転員の過度の被ばく 3.国 名:インド 4.施 設 名:PLUTONIUM PLANT TROMBAY 5.炉 型:REPR 6.発生年月日:1994年03月18日 7.本事象の公衆への重要度 事故 ○異常な事象 尺度以下 評価対象外 (1) 放射性物質の所外への放出 : なし (2) 放射性物質の所内への放出 : なし (3) 従事者の放射線被ばく : なし (4) 従事者への負傷 : なし (5) 施設の安全性の確保 : あり (6) 試験・点検による不具合の発見 : なし (7) 報道機関への通知 : なし 8.事象の概要 1994年3月18日、プルトニウム・プラントで使用済燃料再処理作業が実施中であ った。燃料の入った装荷キャスクが溶解液の装荷ベイにある溶解液ポート・ホール に設定された。燃料のライナが押し込まれ、燃料を溶解槽の中に押し込む作業が始 まった。しかし、燃料が溶解槽搬入口ライナーの間で動かなくなった。そこで装荷 キャスクを引き抜いた時、その燃料は一部がキャスク外に出てしまった。被覆材の 損傷はなく外部への放射能の放出もなかった。 燃料は約15分の間に装荷キャスクに回収され、燃料の入ったキャスクは、貯蔵プ ールに保管された。この回収作業中、1名の運転員が 26 mSv,その他の2名が8 mSv の線量を被ばくした。その値は年間許容被ばく線量以下であった。 |