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原子炉建屋の放射能汚染




1.事象の評価(INES)                          

                                       

  (1)レベル:3(1996年03月07日の評価)             

  (2)最終評価:暫定評価                         

                                       

2.件   名:原子炉建屋の放射能汚染                  

                                       

3.国   名:ウクライナ                          

                                       

4.ユニット名:CHERNOBYL−1                    

                                       

5.炉   型:LWGR                           

                                       

6.発生年月日:1995年11月27日                    

                                       

7.本事象の公衆への重要度                          

                                       

      事故   ○異常な事象  尺度以下    評価対象外       

                                       

  (1) 放射性物質の所外への放出          : なし

  (2) 放射性物質の所内への放出          : あり

  (3) 従事者の放射線被ばく            : なし

  (4) 従事者への負傷               : なし

  (5) 施設の安全性の確保             : あり

  (6) 試験・点検による不具合の発見        : あり

  (7) 報道機関への通知              : なし


                                       

8.事象の概要                                

                                       

   1995年11月27日、原子炉ホ−ル床に高い汚染が検出された。平均汚染レベル、
  15000〜20000 cpm(β線)/cm2、最大レベル、126000 cpm(β線)/cm2が検出された。
  検査により放射能に汚染された、いくつかの部屋が更に見つかり、その中の1室で
  は、高い放射線源(黒い粒子で最大のものは直径約5 mm)が検出された。最大線量率
  (粒子の表面での測定値)は100 R/hに相当した。
   この部屋に短時間入った1人の作業員は4.09 remの線量を受け、彼の年間被ばく
  線量は 5.5 remとなり線量当量限度(5 rem/年)を超えた。
   調査により、放射能汚染は発電中の燃料交換機によって原子炉から以前に取り出
  された損傷燃料集合体によって起こったことがわかった。この燃料は漏洩している
  との推定のもとに取り出されたものであった。部屋と機器の除染が完了した後、汚
  染レベルは従来のレベルまで低下している。