1.事象の評価(INES) (1)レベル:1(1997年03月31日の評価) (2)暫定又は最終評価:最終評価 2.件 名:高速増殖炉もんじゅでの二次系ナトリウム漏えい 3.国 名:日本 4.施 設 名:MONJU 5.炉 型:FBR 6.発生年月日:1995年12月08日 7.本事象の公衆への重要度 事故 ○異常な事象 尺度以下 評価対象外 (1) 放射性物質の所外への放出 : なし (2) 放射性物質の所内への放出 : なし (3) 従事者の放射線被ばく : なし (4) 従事者への負傷 : なし (5) 施設の安全性の確保 : あり (6) 試験・点検による不具合の発見 : なし (7) 報道機関への通知 : あり 8.事象の概要 高速増殖原型炉もんじゅは、1995年12月6日に起動され、プラントトリップ試験 を行うための出力上昇中、「二次主冷却系(SHTS)中間熱交換器(IHX)出口ナトリウ ム温度高」警報が発生した。引き続き火災検知器からの警報が発生し、さらに、 SHTS漏洩警報が発生したため,原子炉の出力を下げ、手動で停止した。本事象で は、原子炉補助建屋に約0.7トンの二次系のナトリウムが漏洩した。このナトリウ ムは炉心を通過していないため非放射性であり、周辺環境及び従事者への汚染は なかった。また、SHTSからの漏洩による原子炉冷却への影響は小さく、原子炉の 安全性は維持された。ナトリウムの漏洩は,SHTSに温度計を取付けた部分で発生 した。漏洩の原因は、CループSHTSのIHX出口付近の主配管側面に取り付けられた 温度計熱電対の保護用さや管が破断したことによる。 |