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ECCS圧力タンクと原子炉の間にある弁の
誤開による自動原子炉出力低下




1.事象の評価(INES)                          

                                       

  (1)レベル:1(1995年11月23日の評価)              

  (2)暫定又は最終評価:暫定評価
                                       

2.件   名:ECCS圧力タンクと原子炉の間にある弁の誤開による自動原子炉出力低下

                                       

3.国   名:リトアニア                         

                                       

4.施 設 名:IGNALINA−2                         

                                       

5.炉   型:LWGR                            

                                       

6.発生年月日:1995年11月22日                    

                                       

7.本事象の公衆への重要度

     事故   ○異常な事象   尺度以下   評価対象外



  (1) 放射性物質の所外への放出          : なし

  (2) 放射性物質の所内への放出          : なし

  (3) 従事者の放射線被ばく            : なし

  (4) 従事者への負傷               : なし

  (5) 施設の安全性の確保             : あり

  (6) 試験・点検による不具合の発見        : なし

  (7) 報道機関への通知              : なし
                                       

8.事象の概要                                

   1995年11月12日、イグナリナ原子力発電所は3750 MWの熱出力で運転中であった。
  タービン発電機TG-3/4の電気出力はそれぞれ 500 MW/700 MWであった。午後15時11
  分、1グループのECCS加圧タンクと原子炉の間にある急速作動弁が間違って開いた。
  運転員は開の通報を受け、その弁を閉めた。その他の 2つのECCSトレインは待機モ
  ードのままであった。この開により、ECCSの加圧タンクから12トンの水が原子炉冷
  却系に流れ込んだ。開いた原因を調査するため原子炉の出力は 450 MWに下げられ
  た。午後17時11分、このECCSトレインは待機モードに戻され、原子炉の出力の上昇
  が開始された。