1.事象の評価(INES) (1)レベル:0(1996年10月09日の評価) (2)暫定又は最終評価:最終評価 2.件 名:主復水器細管の漏えいを修理するための手動停止 3.国 名:韓国 4.ユニット名:ULCHIN−1 5.炉 型:PWR 6.発生年月日:1996年08月11日 7.本事象の公衆への重要度 事故 異常な事象 ○尺度以下 評価対象外 (1) 放射性物質の所外への放出 : なし (2) 放射性物質の所内への放出 : なし (3) 従事者の放射線被ばく : なし (4) 従事者への負傷 : なし (5) 施設の安全性の確保 : あり (6) 試験・点検による不具合の発見 : なし (7) 報道機関への通知 : あり 8.事象の概要 Ulchin 1号機は定格出力で運転中であった。1996年8月11日、復水器のNo.5 水室の電導率とナトリウム・イオンの濃度が上昇した。S/Gの二次側の水質の 悪化が予想されたので復水器浄化系を作動させると共に、原子炉の出力は65% に下げられた。S/Gの二次側の水質の評価が実施され、水質が低下していたた め即時原子炉の停止が要求された。Ulchin 1号機は手動停止され、細管を修理 するため高温停止状態に維持された。この事象の間、安全系の作動は要求され ず、外部への放射能の異常な放出はなかった。伝熱管の漏洩の原因の調査が進 められている。(その後の情報で復水器に異物が入り込み、細管が損傷したのが 原因と判明したとの事、また放射性物質が極くわずか環境に放出された) |