1.事象の評価(INES) (1)レベル:0(1997年03月02日の評価) (2)暫定又は最終評価:最終評価 2.件 名:一次冷却系の圧力が15秒間79.6 s/cu以下になり原子炉トリップ 3.国 名:インド 4.施 設 名:KAKRAPAR−1 5.炉 型:PHWR 6.発生年月日:1997年03月02日 7.本事象の公衆への重要度 事故 異常な事象 ○尺度以下 評価対象外 (1) 放射性物質の所外への放出 : なし (2) 放射性物質の所内への放出 : なし (3) 従事者の放射線被ばく : なし (4) 従事者への負傷 : なし (5) 施設の安全性の確保 : あり (6) 試験・点検による不具合の発見 : なし (7) 報道機関への通知 : なし 8.事象の概要 1997年3月2日、月例の非常炉心冷却系(ECCS)の試験が実施中であった。注入試 験実施中、一次冷却(PHT)系の圧力の変動が認められた。その後、PHT系の圧力が 89 s/cuまで上昇した。この過渡状態の間に、抽出流量制御弁が約80秒間、開固 着したため、抽出流量が急増し、これに見合うべく充てん流量制御弁が開けられ た。 抽出復水器の水位高により原子炉出力の降下が始まり、その後、PHT系の圧 力低により原子炉トリップが起った。PHT系の圧力は更に低下し、ECCSが自動起動 した。その後、PHT系の圧力が正常な値に回復し、ECCSは停止した。 |