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原子炉停止冷却設備配管よりの多量の漏えい




1.事象の評価(INES)



  (1)レベル:2(1998年 5月13日の評価)

  (2)暫定又は最終評価:暫定評価



2.件   名:「原子炉停止冷却設備配管よりの多量の漏えい」



3.国   名:フランス



4.ユニット名:CIVAUX−1



5.炉   型:PWR



6.発生年月日:1998年 5月13日



7.本事象の公衆への重要度



      事故  ○異常な事象   尺度以下    評価対象外



  (1) 放射性物質の所外への放出          : なし

  (2) 放射性物質の所内への放出          : なし

  (3) 従事者の放射線被ばく            : なし

  (4) 従事者への負傷               : なし

  (5) 施設の安全性の確保             : あり

  (6) 試験・点検による不具合の発見        : なし

  (7) 報道機関への通知              : あり




8.事象の概要

   1998年5月12日午後8時頃、5月7日より停止・冷却中であったCIVAUX1号機の余熱除去設備
  より約30 m3/hと推定される漏洩が検知された。
   この設備は、原子炉停止時に原子炉にある燃料を冷却する為に最少の冷却水を1次冷却設備を
  通して循環するのに使われる。この冷却設備は2系列で構成されている。漏洩は、5月13日午前5時
  頃に冷却設備の1系列を隔離して止められた。
   漏洩は、1次冷却設備から原子炉建屋サンプに流れた。漏洩した冷却水は全て原子炉建屋内に完全に
  保持されたため、外部への影響は何も無かった。運転者(EDF)による損傷系列調査の結果、配管溶接
  部に180 mmのクラックが発見された。原子炉は現在停止されており、また、健全な系列の冷却設備を
  使って正常に冷却されており、住民に対するリスクは全く無い。
   運転者(EDF)により現在故障の特徴、補修に必要な期間及び補修作業員への安全対策を決める為の
  追加調査がなされている。また運転者(EDF)による修理に関する提案内容は安全当局により検討
  される。
   1次冷却材の重大な漏洩が発生した事により本事象は、INES評価ではレベル2に分類された。