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二次系水質の劣化による原子炉出力低下




1.事象の評価(INES)



  (1)レベル:2(1998年 9月 2日の評価)

  (2)暫定又は最終評価:最終評価



2.件   名:「二次系水質の劣化による原子炉出力低下」



3.国   名:アルメニア共和国



4.ユニット名:ARMENIA UNIT-2



5.炉   型:VVER



6.発生年月日:1998年 6月 4日



7.本事象の公衆への重要度



      事故  ○異常な事象   尺度以下    評価対象外



  (1) 放射性物質の所外への放出          : なし

  (2) 放射性物質の所内への放出          : なし

  (3) 従事者の放射線被ばく            : なし

  (4) 従事者への負傷               : なし

  (5) 施設の安全性の確保             : あり

  (6) 試験・点検による不具合の発見        : あり

  (7) 報道機関への通知              : なし




8.事象の概要

  1998年6月4日、プラントは電気出力160 MWで運転中であった。午前10時40分、当直長は
 SG1〜6のブローダウンサンプル水のNa濃度が高いという連絡を受けた。SG3とSG6のNa濃度
 は運転制限で決められた値を超えていた(許容値1.5 mg/kgに対して各々2.3 mg/
 kg、2.1 mg/kg)。
  プラント出力は80 MWe迄下げられた。14時45分に二次系へのNa漏洩箇所が2ヵ所発見され、
 隔離により漏洩は止められた。水質パラメータを正常値に戻した後、出力を160 MWeに
 上昇させた。
  本事象による施設内外への放射線の影響は無かった。