1.事象の評価(INES) (1)レベル:2(1999年 3月31日の評価) (2)暫定又は最終評価:暫定評価 2.件 名:「ガンマ線照射装置GAM80(80キュリー線源)積載の自動車盗難」 3.国 名:フランス 4.ユニット名:ECW Co. 5.炉 型: 6.発生年月日:1999年 3月23日 7.本事象の公衆への重要度 事故 ○異常な事象 尺度以下 評価対象外 (1)外部への放射性物質の放出はあるか ;ない。 (2)所内への放射性物質の放出はあるか ;ない。 (3)従業員の放射線による障害はあるか ;ない。 (4)従業員の放射線以外による傷害はあるか ;ない。 (5)プラントは安全に管理された状態にあるか ;ある。 (6)この事象は定期試験等により発見された欠陥か ;そうでない。 8.事象の概要 1999年3月23日、80キュリーの放射性線源を積載した自動車が盗まれた。 1999年3月23日午後2時頃、Roissy空港にいおて、産業用ガンマ線照射装 置を収納したケースを積載していたTMP Controle社の白色のフォード輸送車(ナン バープレート番号:141 MEE 75)が盗まれた。当該装置は、高さ350mm、直径120mm のクロム製円筒容器で、放射性物質取扱い標識が示されており、約80キュリー (2.2TBq)のイリジウム192密封線源が収納されていた。線源を保管場所から取り出さ ない限り危険性はないものの、いかなる線源の取り扱いにおいても重大なリスクを 伴う可能性がある。(プレスリリース) 当該装置の所有者であるECW社は、原子力並びに軍事産業を中心としているが建設 業界でも非破壊検査業務を請け負っている。同社は、事件当日RoissyのENTREPOSE社 の施設において下水道の検査を行い、その後、午後1時頃、運転者と放射線補助員 が、線源を積んだ自動車を止めて昼食を取った。自動車の盗難は午後1時から1時 25分の間に起こった。 盗難報告が警察により作成され、検事により告訴された。(GAM80放射線のシリア ル番号は。No.2665である。容器の型式承認番号はF/137/B(U)で、1999年7月 10日に失効する。 |