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A110/2ケーブル通路での火災




1.事象の評価(INES)



  (1)レベル:0(2001年 6月22日の評価)

  (2)暫定又は最終評価: 最終評価



2.件   名: A110/2ケーブル通路での火災



3.国   名: ハンガリー 


4.施 設 名 : PAKS-2


5.炉   型: VVER


6.発生年月日: 2001年 6月22日



7.本事象の公衆への重要度


      事故   異常な事象  ○尺度以下    評価対象外


  (1) 放射性物質の所外への放出          : なし

  (2) 放射性物質の所内への放出          : なし

  (3) 従事者の放射線被ばく            : なし

  (4) 従事者への負傷               : なし

  (5) 施設の安全性の確保             : あり

  (6) 試験・点検による不具合の発見        : なし

  (7) 報道機関への通知              : あり
 


8.事象の概要
                                               
	 2001年6月22日11時21分に、原子炉建屋のケーブル室A110/2、A018/2、A019/2で
	火災報知信号が鳴った。当該ケーブル室を検査する緊急措置がとられた。影響を
	受けた母線から故障信号が発生すると共に、11時34分に原子炉冷却材ポンプ(RCP6)が
	トリップした。11時35分には備えつけの水消火系を使った消火活動が始まった。
	11時40分から発電所出力低下をはじめ、11時50分にはタービンがトリップした。
	 RCP2とRCP4は軸受部温度測定回路の故障により停止した。RCP1とRCP4のシール水流量
	が非現実的なものとなったため、緊急時指令信号がブロックされた。11時48分に
	火災信号が消えたので消火系統を停止し、所内点検をはじめた。12時25分に原子炉は制御下
	の最小出力レベルとなり、その後一次系へのボロン注入がはじめられた。所内点検の結果、
	火災はケーブル室A110/2の垂直ケーブルシャフトの高さ14mの位置で起ったことがわかった。
	鎮火ののち発電所員が電力供給を断たれた機器のリスト作成と検査をはじめた。火災に
	よって、補給水ヘッダ上のTK52弁、炉水浄化系統配管上のTE01弁の電力供給が断たれ、
	Y安全系隔離弁数個の位置表示も行なわれなくなった。いくつかのプロセスパラメータの
	測定回路が損傷もしくは、非現実的な値を指示するようになった。